【ネタバレある】春休みに映画館に行って見た映画の感想

こんばんは、春休みは大学の友達がいないのでずっとNetflixを観ていました。

春休みに観た映画の感想を述べます。

個人の感想であり適当な考察なので突っ掛からないでね!時間の無駄だよ!

THE BATMAN(90点)

私は普段Marvelしか観ないので、DCの作品はホアキン・フェニックスのJokerしかまともに観たことが無いし、それ以外のDCに関する知識はヒース・レジャーが演じた方のJokerによる爆破シーンがアドリブなのか否かという議論があるということしか無かった。しかし、そんな私でもThe Batmanはとても楽しめた。全体的にダークな雰囲気で進行し、ロバート・パティンソン演じるBatmanの最強感、ポール・ダノ演じるRiddlerの狂気はすごく厨二病心をくすぐった。それでいてSevenのようにサイコスリラー(サイコホラー?)過ぎずしっかりとヒーロ映画として成立していた。(Sevenをdisっているわけではない)映画の最中に周りの観客が笑うのがあまり好きではない私としてはDCのTHE BATMAN,JOKERはとても没入感があって良かった。今後もこの路線でいけばMCUと並ぶ人気が出るのではと感じた。

 

モービウス(70点)

スパイダーマンNO WAY HOMEの衝撃から3ヶ月、今後ソニーが制作していくスパイダーマンの敵シリーズ(シニスターシックス?)の第一弾としてとても期待して映画館に行ったのだが正直あまり良く無かった。まず、スパイダーマンFAR FROM HOMEのヴィラン、ヴァルチャー(人間の姿)らしき姿が予告編に出ていたのだがエンドクレジット(シニスターシックス結成?)にしか出てこなかった。そして予告編ではスパイダーマンのポスターが映っていたが本編ではスパイダーマンを感じさせる描写は一つも(記憶の限り)無かった。スパイダーマン(トムホ)の世界線では無いことが事前にわかっていたのでトムホスパイダーマンに直接つながることは無いと無いと分かっていたがアンドリューガーフィールドスパイディ第四作の制作が噂されていたためその伏線を撒いておいても良かったんじゃ無いかな〜と思った。(回収できなくても)ここまで本編の話をほぼしてこなかったが本編は概ね予告編通りだった。善の側であるモービウスがシニスターシックスに入るとは考えられない(スパイダーマンを恨む理由がない)のでおそらく科学者としての好奇心なのかな〜と考えている。スパイダーマンの表記揺れごめんね。

 

Coda あいのうた(95点)

ヒーロー映画や知性に訴えかける(Netflix参照)系の映画をよく観ている私だがCHEFやきっとうまくいくのようなポカポカ系の映画も好きである。アカデミー賞作品賞を受賞したことでも有名なこの作品は脚本から演技まで全てが完璧だった。冒頭のシーンで主人公が私の敬愛するAviciiがサンプリングもした「Feeling Good」が流れたせいで私は終始Good Feelingだった。(最強の二人でも流れてた気がする)題名であるCodaについて当初私はクラシックなどに出てくるCODAだと思っていたが正しくは[Coda:聴覚に不自由がある親を持つ子供]らしい。(字幕にも出ていた)主人公を演じたエミリア・ジョーンズの歌は素晴らしかったし助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーの演技は完璧だった。しかし、私は音楽の先生Mr.Vが裏の主人公だと思っている。音楽に真剣で時に主人公を突き放し、しかし才能がありやる気がある主人公をサポートし、最後には主人公をピンチから救い出す。セッションの師弟関係とはまた違った関係だが(ラストが)Codaの師弟関係はとても良きだった。

 

ファンタスティックビースト〜ダンブルドアの秘密〜(85点)

今作の最大の注目点はGrindelwald役がジョニー・デップからマッツ・ミケルセンに変わったという点だろう。前作までのGrindelwaldは強力でカリスマ性に溢れるイメージだった。しかし今作を観た感想としては政略的でなんか弱そうなイメージだった。今後の展開につながる作品のため今作はあえて弱く見せたという可能性があるがここからどう完結するのかがよくわからない。あとティナがあまり出てこなかった理由が出世して忙しいからというのはあまり納得できなかった。しかし、それ以外の映像美やユニークさはさすがJKローリングワールドという感じで約束されたいい作品だったと思う。

 

終わりに

5月にはドクター・ストレンジの新作があるのでとても楽しみである。